第7章 サポートされる標準およびプロトコル


Skupper は、お使いのサービスネットワークで以下のプロトコルをサポートします。

  • TCP - デフォルト
  • HTTP1
  • HTTP2

サービスを公開または作成する際に、プロトコルを指定できます。以下に例を示します。

$ skupper expose deployment hello-world-backend --port 8080 --protocol <protocol>
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ここで、<protocol> は以下のいずれかになります。

  • tcp
  • http
  • http2

指定するプロトコルを選択するときは、以下の点に注意してください。

  • tcp は TCP にオーバーレイされたすべてのプロトコルをサポートします。たとえば、tcp を指定すると HTTP1 および HTTP2 が機能します。
  • http または http2 を指定すると、クライアントから報告された IP アドレスにアクセスできない場合があります。
  • すべてのサービスネットワークトラフィックは、サービスネットワークをトラバースするために AMQP メッセージに変換されます。

    TCP は単一のストリームメッセージとして実装され、HTTP1 および HTTP2 はリクエスト/レスポンスメッセージルーティングとして実装されています。

7.1. CLI オプション

オプションの完全なリストは、Skupper Kubernetes CLI reference および Skupper Podman CLI reference のドキュメントを参照してください。

警告

サイトを作成し、ログレベルを trace に設定すると、HTTP ヘッダーから機密情報を誤ってログに記録できます。

$ skupper init --router-logging trace
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デフォルトでは、すべての skupper コマンドはログインしているクラスターと現在の namespace に適用されます。以下の skupper オプションでは、その動作を上書きし、すべてのコマンドに適用できます。

--namespace <namespace-name>

コマンドを <namespace-name> に適用します。たとえば、現在 frontend namespace で作業しており、backend namespace のサイトを初期化する場合は、以下のコマンドを実行します。

$ skupper init --namespace backend
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--kubeconfig <kubeconfig-path>
kubeconfig ファイルへのパス - これにより、同じクライアントからクラスターに対して複数のセッションを実行できます。または、KUBECONFIG 環境変数を設定することです。
--context <context-name>
kubeconfig ファイルには定義されたコンテキストを含むことができ、このオプションを使用すると、それらのコンテキストを使用できます。
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