7.7.2. UserQueryProvider の実装
UserQueryProvider を実装しないと、管理コンソールは example プロバイダーによって読み込まれたユーザーを表示および管理できません。このインターフェイスの実装を見てみましょう。
PropertyFileUserStorageProvider
getUsers() メソッドはプロパティーファイルのキーセットを繰り返し処理し、getUserByUsername() にユーザーを読み込みます。firstResult パラメーターおよび maxResults パラメーターに基づいてこの呼び出しにインデックス化していることに留意してください。外部ストアがページネーションをサポートしない場合には、同様のロジックを実行する必要があります。
PropertyFileUserStorageProvider
searchForUser() の最初の宣言は String パラメーターを取ります。これは、username と email 属性を検索して、ユーザーを検出するために使用する文字列であると考えられます。この文字列は部分文字列にできます。そのため、検索時に String.contains() メソッドを使用します。
PropertyFileUserStorageProvider
Map パラメーターを取る searchForUser() メソッドは、姓名、ユーザー名、およびメールに基づいてユーザーを検索できます。ユーザー名のみを保存するため、ユーザー名に基づく検索のみを行います。これについては、searchForUser() を委譲します。
PropertyFileUserStorageProvider
グループや属性を保存しないため、他のメソッドは空のリストを返します。