第1章 Red Hat Single Sign-On のサンプルインスタンスのインストール
本セクションでは、スタンドアロンモードで Red Hat Single Sign-On サーバーをインストールして起動し、初期管理ユーザーを設定し、Red Hat Single Sign-On 管理コンソールにログインする方法を説明します。
関連情報
このインストールは、Red Hat Single Sign-On の使用を目的としています。実稼働環境と、すべての製品機能の完全な詳細は、Red Hat Single Sign-On ドキュメントの他のガイドを参照してください。
1.1. Red Hat Single Sign-On サーバーのインストール
Red Hat Single Sign-On のこのインスタンスの例では、この手順ではスタンドアロンモードでのインストールを扱います。サーバーのダウンロード ZIP ファイルには、Red Hat Single Sign-On サーバーを実行するためのスクリプトとバイナリーが含まれています。サーバーを Linux または Windows にインストールできます。
手順
- Red Hat カスタマーポータル に移動します。
- Red Hat Single Sign-On サーバー (rh-sso-7.6.zip) をダウンロードします。
- 選択したディレクトリーにファイルを配置します。
unzip、tar、Expand-Archive などの適切な
unzip
ユーティリティーを使用して ZIP ファイルをデプロイメントします。Linux/Unix
$ unzip rhsso-7.6.zip or $ tar -xvzf rh-sso-7.6.tar.gz
Windows
> Expand-Archive -Path 'C:Downloads\rhsso-7.6.zip' -DestinationPath 'C:\Downloads'
- Red Hat カスタマーポータル に戻ります。
-
Patches
タブをクリックします。 Red Hat Single Sign-On 7.6.11 サーバーパッチをダウンロードします。
選択したディレクトリーにダウンロードした ZIP ファイルを配置します。
- Red Hat Single Sign-On サーバーのルートディレクトリーに移動します。
JBoss EAP コマンドラインインターフェイスを起動します。
Linux/Unix
$ ./bin/jboss-cli.sh
Windows
> .\bin\jboss-cli.bat
パッチを適用します。
$ patch apply <path-to-zip>/rh-sso-7.6.11-patch.zip