1.4. ソフトウェアコレクションのインストール
Software Collection がシステムにあることを確認するには、Software Collection のメタパッケージをインストールします。Software Collections は RPM Package Manager と完全に互換性があるため、このタスクには Yum や PackageKit などの従来のツールを使用できます。
たとえば、
software_collection_1
という名前のメタパッケージを使用して Software Collection をインストールするには、以下のコマンドを実行します。
#
yum install software_collection_1
このコマンドは、ユーザーが Software Collection で最も一般的なタスクを実行するために必要な、Software Collection 内のすべてのパッケージを自動的にインストールします。
Software Collections を使用すると、使用するパッケージのサブセットのみをインストールできます。たとえば、rh-ruby23 Software Collection から Ruby インタープリターを使用するには、その Software Collection から rh-ruby23-ruby パッケージをインストールする必要があります。
Software Collection に依存するアプリケーションをインストールすると、その Software Collection はアプリケーションの残りの依存関係とともにインストールされます。
Software Collection のメタパッケージの詳細は、「メタパッケージ」 を参照してください。
Yum および PackageKit の使用に関する詳細は、Red Hat Enterprise Linux 7 システム管理者のガイド または Red Hat Enterprise Linux 6 デプロイメントガイド を参照してください。