付録B Keycloak ホスト名の自動生成
OpenShift ルートは、設定されたパターンを使用してホスト名を自動的に生成する機能をサポートしています。この機能は、OpenShift 上で実行されている Red Hat’s build of Keycloak (RHBK) operator と統合できます。
前提条件
- Red Hat OpenShift Container Platform バージョン 4.13 以降
- RHBK Operator のインストール。
-
cluster-admin
ロールでの OpenShift Web コンソールへのアクセス。 -
oc
バイナリーがインストールされているワークステーション。
手順
自動生成されたルートホスト名機能を有効にします。
.spec
セクションの下で、hostname
セクション全体を削除し、Keycloak
リソース内のIngress
セクションとclassName
プロパティーに置き換えます。例
spec: ... hostname: hostname: example.com ...
例
spec: ... ingress: className: openshift-default ...
注記利用可能なすべての Ingress クラスを表示するには、次のコマンドを実行します。
$ oc get ingressclass
- Save ボタンをクリックします。
最新の設定を表示するには、Reload ボタンをクリックして、自動的に生成された
hostname
を確認します。例
spec: ... hostname: hostname: example-keycloak-ingress-keycloak-system.apps.rhtas.example.com ...