1.3. クライアントの要件
仮想マシンコンソールは、Red Hat Enterprise Linux および Windows でサポートされている Remote Viewer (virt-viewer
) クライアントを使用した場合にのみアクセスすることができます。virt-viewer
をインストールするには、『仮想マシン管理ガイド』の「クライアントマシンへのサポートコンポーネントのインストール」を参照してください。virt-viewer
のインストールには管理者権限が必要です。
仮想マシンコンソールは、SPICE プロトコルを介してアクセスされます。QXL グラフィカルドライバーをゲストのオペレーティングシステムにインストールして、SPICE 機能を改善 / 強化することができます。SPICE が現在サポートしている最大解像度は 2560 x 1600 ピクセルです。
サポートされている QXL ドライバーは、Red Hat Enterprise Linux、Windows XP、および Windows 7 で使用できます。
SPICE のサポートは次の階層に分かれています。
- Tier 1: Remote Viewer が完全にテストされ、サポートされているオペレーティングシステム。
- Tier 2: Remote Viewer が部分的にテストされ、動作する可能性が高いオペレーティングシステム。この階層のサポートは限定されます。この階層のリモートビューアーの問題が生じた場合は、Red Hat のエンジニアリングチームが、問題の修正を試みます。
サポート階層 | Operating System |
---|---|
階層 1 | Red Hat Enterprise Linux 7.2 以降 |
Microsoft Windows 7 | |
階層 2 | Microsoft Windows 8 |
Microsoft Windows 10 |