第1章 はじめに
Red Hat Virtualization は、複数の接続されたコンポーネントで構成され、各コンポーネントは、環境内で異なる役割を果たします。それらの要件を事前に計画/準備しておくと、コンポーネントの通信と実行を効率化するのに役立ちます。
本ガイドでは以下の内容について説明します。
- ハードウェアおよびセキュリティーの要件
- さまざまなコンポーネント向けの利用可能なオプション
- 環境を最適化するための推奨事項
1.1. 最小のアーキテクチャー
スタンドアロンの Manager 環境の最小限のセットアップには、以下が含まれます。
- Red Hat Virtualization Manager マシン 1 台
- 仮想マシンの高可用性には最小 2 台のホスト
- ストレージサービスを 1 つ。全ホストにアクセス可能である必要があります。
セルフホストエンジン環境には、以下が含まれます。
- セルフホストエンジンノード上でホストされている Red Hat Virtualization Manager 用仮想マシン 1 台
- 仮想マシンの高可用性には、最小 2 台のセルフホストエンジンノード
- ストレージサービスを 1 つ。全ホストにアクセス可能である必要があります。
詳しくは、『製品ガイド』の「アーキテクチャー」を参照してください。