2.2. バックエンド


Hibernate Search では、範囲作業を異なるバックエンドにより処理できます。2 つの異なるシナリオ向けに 2 つのバックエンドがデフォルトで提供されます。

2.2.1. バックエンドタイプ

2.2.1.1. Lucene

このモードでは、特定のノード (JVM) のすべてのインデックス更新操作が同じノードにより Lucene ディレクトリに対して (ディレクトリプロバイダを使用して) 実行されます。このモードは、通常非クラスタ環境またはディレクトリストアが共有されたクラスタ環境で使用されます。
Lucene バックエンド設定。
このモードは非クラスタアプリケーションまたは、ディレクトリがロック方針を管理するクラスタアプリケーションを対象とします。
主な利点は Lucene クエリの単純さと変更の即時確認です (一部のアプリケーションの要件)。

2.2.1.2. JMS

特定のノードに適用されたすべてのインデックス更新操作は JMS キューに送信されます。一意のリーダーはキューを処理し、マスターインデックスを更新します。マスターインデックスは通常、スレーブコピーにレプリケートされます。これは、マスター/スレーブパターンとして知られています。マスターは Lucene インデックスのみを管理します。スレーブは読み取りおよび書き込み操作を受け取ることができます。ただし、ローカルインデックスコピーの読み取り操作のみが処理され、更新操作はマスターに委譲されます。
JMS バックエンド構成
このモードはスループットが重要なクラスタ環境を対象とし、インデックス更新遅延を受け入れることができます。安定性は JMS プロバイダにより、スレーブをインデックスのローカルコピーで動作することによって確保されます。

注記

Hibernate Search は拡張可能なアーキテクチャです。他のサードパーティバックエンドについてご意見がある場合は、 hibernate-dev@lists.jboss.org までご連絡ください。
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