11.6. JAX-RS Web サービスセキュリティー
11.6.1. RESTEasy JAX-RS Web アプリケーションのロールベースのセキュリティーを有効にする リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
タスクの概要
RESTEasy は JAX-RS メソッドの @RolesAllowed、@PermitAll、@DenyAll アノテーションをサポートしますが、デフォルトではこれらのアノテーションを認識しません。次の手順に従って web.xml
ファイルを設定し、ロールベースセキュリティーを有効にします。
警告
アプリケーションが EJB を使用する場合はロールベースセキュリティーを有効にしないでください。RESTEasy ではなく EJB コンテナが機能を提供します。
手順11.1 タスク
- テキストエディターでアプリケーションの
web.xml
ファイルを開きます。 - 以下のコンテキストパラメーターをファイルの
web-app
タグ内に追加します。<context-param> <param-name>resteasy.role.based.security</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param>
<context-param> <param-name>resteasy.role.based.security</param-name> <param-value>true</param-value> </context-param>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - <security-role> タグを使用して RESTEasy JAX-RS WAR ファイル内で使用されるすべてのロールを宣言します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow - すべてのロールに対して JAX-RS ランタイムが対応する全 URL へのアクセスを承認します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
結果
ロールベースセキュリティーが定義されたロールのセットによりアプリケーション内で有効になります。
例11.1 ロールベースセキュリティーの設定例