3.5. 一貫性のあるスキーマの維持
- スキーマチェックを使用して、属性とオブジェクトクラスがスキーマルールに準拠していることを確認します。
- 構文検証を使用して、属性値が必要な属性構文と一致するようにします。
- 一貫性のあるデータ形式を選択して適用します。
3.5.1. スキーマチェック リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
cn)および姓(sn)属性が必要です。つまり、エントリーの作成時にこれらの属性の値を設定する必要があります。さらに、telephoneNumber、uid、streetAddress、および userPassword などの説明的な属性など、エントリーでオプションで使用できる属性のリストがあります。
3.5.2. 構文の検証 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
telephoneNumber 属性に、実際にその値に有効な電話番号が指定されていることを確認します。
3.5.2.1. 構文の検証の概要 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
3.5.2.2. 構文の検証およびその他の Directory Server 操作 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
データベース暗号化
通常の LDAP 操作では、値がデータベースに書き込まれる直前に属性は暗号化されます。これは、属性構文の検証 後に 暗号化が実行されることを意味します。
-E フラグを使用して行うことが強く推奨されます。これにより、インポート操作で構文の検証が問題になる可能性もあります。ただし、-E フラグを使用せずに暗号化されたデータベースをエクスポートする場合は (サポートされていない)、暗号化された値で LDIF が作成されます。この LDIF をインポートすると、暗号化された属性を検証できず、警告がログに記録され、インポートされたエントリーで属性検証はスキップされます。
同期
Windows Active Directory エントリーと Red Hat Directory Server エントリーでは、属性の許容構文または強制構文に違いがある場合があります。この場合、構文の検証により Directory Server エントリーの RFC 標準が強制されるため、Active Directory の値を適切に同期できませんでした。
レプリケーション
Directory Server 11.0 インスタンスがコンシューマーに変更を複製するサプライヤーである場合は、構文検証の使用に問題はありません。ただし、レプリケーションのサプライヤーが古いバージョンの Directory Server であったり、構文の検証が無効になっていたりする場合は、Directory Server 11.0 コンシューマーは、サプライヤーが許可する属性値を拒否する可能性があるため、構文の検証を 11.0 コンシューマーで使用しないでください。
3.5.3. 一貫性のあるデータフォーマットの選択 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- ITU-T Recommendation E.123:国内およびおよび国際電話番号の記法
- ITU-T Recommendation E.163:国際的な電話サービスの番号付けプランたとえば、米国の電話番号は +1 555 222 1717 としてフォーマットされます。
postalAddress 属性は、ドル記号($)を行区切り文字として使用する複数行の文字列の形式の属性値を想定します。適切にフォーマットされたディレクトリーエントリーは以下のように表示されます。
postalAddress: 1206 Directory Drive$Pleasant View, MN$34200
3.5.4. 複製されたスキーマでの一貫性の維持 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- 読み取り専用レプリカでスキーマを変更しないでください。読み取り専用レプリカでスキーマを変更すると、スキーマで不整合が生じ、レプリケーションが失敗します。
- 異なる構文を使用する同じ名前の属性を 2 つ作成しないでください。読み取り/書き込みレプリカで作成された属性がサプライヤーレプリカ上の属性と同じ名前を持ち、サプライヤー上の属性とは異なる構文を持つ場合、レプリケーションは失敗します。