第6章 Red Hat Directory Server 11.5
6.1. 主な更新と新機能
このセクションでは、Directory Server 11.5 の新機能と重要な更新について説明します。
Directory Server がバージョン 1.4.3.28 にリベース
389-ds-base
パッケージがアップストリームバージョン 1.4.3.28 にアップグレードされ、以前のバージョンに対するバグ修正や機能強化が数多く追加されました。
- レプリカで潜在的なデッドロックが修正されました。
-
dnaInterval
が0
に設定されていると、サーバーが予想外に終了しなくなりました。 - 接続処理のパフォーマンスが改善されました。
-
アクセス制御命令 (ACI) での
targetfilter
のパフォーマンスが改善されました。
389-ds-base
パッケージで強調表示された更新と新機能
389-ds-base
パッケージに含まれている Red Hat Directory Server の機能は、Red Hat Enterprise Linux 8.6 リリースノートに記載されています。