23.2. IMA 署名ベースの評価によるカーネルの実行時整合性監視の有効化
RHEL 9 以降、パッケージファイルはすべてファイルごとに署名されており、ユーザーは署名ベースの IMA 評価を有効にすることで、許可されたパッケージファイルにのみアクセスできます。
署名ベースの IMA 評価を有効にします。
ima-setup --policy=/usr/share/ima/policies/01-appraise-executable-and-lib-signatures
このコマンドの詳細は次のとおりです。
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インストールされているすべてのパッケージのパッケージファイル署名を
security.imaに保存します。 -
dracutの整合性モジュールを含めることで、IMA のコード署名鍵をカーネルに読み込みます。 -
ポリシーを
/etc/ima/ima-policyにコピーして、systemd が起動時にそのポリシーを読み込めるようにします。
検証
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ipコマンドを正常に実行できます。 ipが/tmpにコピーされると、デフォルトでsecurity.imaが失われ、ipコマンドは実行されません。# cp /usr/sbin/ip /tmp # /tmp/ip -bash: /tmp/ip: Permission denied # /tmp/ip doesn’t have security.ima # getfattr -m security.ima -d /tmp/ip # whereas /usr/sbin/ip has # getfattr -m security.ima /usr/sbin/ip # file: usr/sbin/ip security.ima=0sAwIE0zIESQBnMGUCMQCLXZ7ukyDcguLgPYwzXU16dcVrmlHxOta7vm7EUfX07Nf0xnP1MyE//AZaqeNIKBoCMFHNDOuA4uNvS+8OOAy7YEn8oathfsF2wsDSZi+NAoumC6RFqIB912zkRKxraSX8sA==
サンプルポリシー 01-appraise-executable-and-lib-signatures が要件に合わない場合は、カスタムポリシーを作成して使用できます。