第19章 camel-jbossdatagrid-fuse クイックスタート
このクイックスタートでは、JBoss Fuse 上で「camel-jbossdatagrid コンポーネント」に記載されているコンポーネントを使用し、JBoss Data Grid と対話する方法を実証します。
このクイックスタートでは、
child1
コンテナーにある local_cache_producer
バンドルおよび child2
コンテナーにある local_cache_consumer
バンドルの 2 つのバンドルを Fuse にデプロイします。各バンドルの詳細は次のとおりです。
local_cache_producer
:「id, firstName, lastName, age」の形式を取る受信 CSV ファイルのフォルダー (/tmp/incoming) をスキャンします。ファイルが指定形式のエントリーとドロップされた場合、各エントリーが読み取られ、Person POJO に変換された後、データグリッドに保存されます。local_cache_consumer
:RESTful インターフェースを使用して POJO をクエリーできるようにし、指定のキーのデータグリッドに保存された Person POJO の JSON 表現を受け取れるようにします。
バンドルは 2 つの異なるコンテナーにあります。
infinispan.xml
および jgroups.xml
ファイルで同じ設定が使用されるため、コンシューマーはプロデューサーによって追加されたものを抽出できます。infinispan.xml
ファイルは camel-cache
という名前の REPL
(レプリケートされた) キャッシュを定義し、コンシューマーとプロデューサーの両方がこのキャッシュと対話します。
19.1. クイックスタートの前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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このクイックスタートの前提条件は次のとおりです。
- Java 7.0 (Java SDK 1.7) 以上
- Maven 3.0 以上
- JBoss Fuse 6.2.0 以上
- Maven リポジトリーを設定します。詳細は3章Maven リポジトリーのインストールおよび使用を参照してください。