4.5. WebLogic サーバーでの Web アプリケーションのデプロイ (リモートクライアントサーバーモード)
Red Hat JBoss Data Grid は WebLogic 12c アプリケーションサーバーをリモートクライアントサーバーモードでサポートします。 以下の手順は、WebLogic サーバーで Web アプリケーションをデプロイする方法になります。
手順4.2 WebLogic サーバーでの Web アプリケーションのデプロイ
- WebLogic サーバーをインストールするには http://docs.oracle.com/cd/E24329_01/doc.1211/e24492/toc.htm を参照してください。
- リモートクライアントサーバーモードの JBoss Data Grid を設定し、キャッシュ、キャッシュコンテナー、およびエンドポイント設定を定義します。設定後、JBoss Data Grid を起動し、Hot Rod エンドポイントが設定されたポートでリッスンしていることを確認します。リモートクライアントサーバーモードの JBoss Data Grid の設定に関する詳細は、7章Red Hat JBoss Data Grid のリモートクライアントサーバーモードでの実行を参照してください。
- Web アプリケーションを作成し、Maven が使用される場合は
infinispan-remote
ライブラリーを依存関係として追加します。 - 以下の要素が含まれる
weblogic.xml
デプロイメント記述子を作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記
prefer-web-inf-classes
クラスは、WEB-INF/lib
フォルダーにあるライブラリーおよびクラスが WebLogic サーバーにバンドルされたデフォルトのライブラリーよりも優先されることを示します。たとえば、WebLogic サーバーのcommons-pool.jar
ファイルのバージョンは 1.4 で、クラスローダーによって自動的にロードされますが、Hot Rod クライアントはこのライブラリーの新しいバージョンを使用します。 - デプロイメント記述子ファイルを
WEB-INF
フォルダーに追加します。 infinispan-remote
依存関係がpom.xml
ファイルに追加されたことを確認した後、Maven プラグインを使用して Web アーカイブを作成します。この代わりに、手動で Web アーカイブを作成し、手動でライブラリーに追加することもできます。- WebLogic サーバーでアプリケーションをデプロイし、Web アプリケーション内に埋め込まれた Hot Rod クライアントがリモート JBoss Data Grid サーバーに接続することを確認します。