1.3. Builds 一般提供 (GA) 1.0 のリリースノート


Builds 一般提供 (GA) 1.0 が OpenShift Container Platform 4.14 で利用可能になりました。

1.3.1. 新機能

以下のセクションでは、Builds 1.0 の主な新機能を説明します。

1.3.1.1. ビルド

  • このリリースでは、buildah および source-to-image ビルドストラテジーをサポートします。Builds for Red Hat OpenShift は、使用するこれらのストラテジーを自動的にインストールします。

    注記

    buildpacks ビルドストラテジーは現在 Developer Preview 段階にあります。Red Hat は、このストラテジーを今後のリリースで一般利用できるようにする予定です。

  • 今回のリリースにより、BuildStartegy リソースでボリュームマウントを定義できるようになりました。ストラテジーを定義するときに、ビルドのステップおよびビルド実行で共有できるボリュームを宣言できます。すべてのビルドステップで固定されているボリュームのマウントポイントを宣言することもできます。ボリュームには、固定ボリュームソース、または Build または BuildRun リソースで設定できるオーバーライド可能なボリュームソースのいずれかを含めることができます。
  • このリリースでは、spec.build.spec フィールドを使用して、完全なビルド仕様を BuildRun リソースに埋め込むことができます。仕様を埋め込むことで、専用の Build カスタムリソースを作成および維持することなく、イメージをビルドできます。
  • このリリースでは、特定の時間後、または特定のビルド実行数に達したときに、完了済みのビルド実行を自動クリーニングする機能がサポートされています。保持パラメーターを使用すると、完了したビルド実行が存在できる期間と、存在できる成功ビルドまたは失敗ビルドの実行数を指定できます。
  • 今回のリリースでは、ソース、ビルドストラテジー、パラメーター値、ビルダーまたは Dockerfile、出力、保持パラメーター、およびボリュームを Build リソースで定義することにより、ビルドを設定できます。
  • このリリースでは、BuildStrategy または ClusterBuildStrategy リソースでストラテジパラメーター、システムパラメーター、ステップリソース定義、アノテーション、およびボリュームを定義することにより、ビルドストラテジを設定できます。
  • 今回のリリースでは、ビルド参照、ビルド仕様、パラメーター値、サービスアカウント、出力、保持パラメーター、およびボリュームを定義してビルド実行を設定できるようになりました。
  • 今回のリリースでは、ビルドコントローラーメトリクスを使用してビルドリソースを監視できます。
  • 今回のリリースでは、ビルドシークレットに build.shipwright.io/referenced.secret: "true" アノテーションを追加できます。このアノテーションに基づいて、ビルドコントローラーは、ビルドシークレットの作成、更新、削除などのイベントがトリガーされたときに調整アクションを実行します。

1.3.1.2. CLI

  • 今回のリリースでは、Build リソースを作成、削除、一覧表示、または実行できます。
  • 今回のリリースでは、BuildRun リソースを作成または一覧表示したり、そのログを表示したりできるようになりました。
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