第2章 MTA プラグインのインストール
接続されているネットワーク環境またはネットワークが制限された環境に MTA プラグインをインストールできます。
2.1. Java Development Kit のインストール
Eclipse 統合開発環境 (IDE) をインストールする前に、システムに Java Development Kit (JDK) をインストールしておく必要があります。Migration Toolkit for Applications (MTA) は、次の JDK をサポートしています。
- OpenJDK 11
- OpenJDK 17
- Oracle JDK 11
- Oracle JDK 17
- Eclipse Temurin™ JDK 11
- Eclipse Temurin™ JDK 17
手順
Oracle JDK ダウンロードページ から、システムに適した JDK
tar.gz
ファイルをダウンロードします。注記続行するには、Oracle ライセンス契約に同意する必要があります。
または、コマンドラインインターフェイスを使用して JDK をダウンロードすることもできます。
$ wget https://download.oracle.com/java/11/latest/<jdk-file>
tar.gz
ファイルを展開します。$ tar -xzf <jdk-file>
オプション: JDK をシステム全体で使用できるようにするには、展開したフォルダーを
/opt
ディレクトリーに移動します。$ sudo mv <jdk-extracted-folder> /opt/<jdk-file>
JAVA_HOME
環境変数を設定し、JDKbin
ディレクトリーをPATH
変数に追加します。.bashrc
ファイルを開きます。$ nano ~/.bashrc
ファイルに以下の行を追加します。
export JAVA_HOME=/opt/<jdk-file> export PATH=$PATH:$JAVA_HOME/bin
- ファイルを保存して閉じます。
新しい変更を適用するには、ファイルを再読み込みします。
$ source ~/.bashrc
検証
インストールされている JDK バージョンを確認するには、
java --version
コマンドを使用します。$ java --version