1.5. 既知の問題
Migration Toolkit for Virtualization (MTV) 2.9 には、次の既知の問題があります。
永続ボリューム要求名テンプレートが shared
フィールドをサポートしていない
MTV ユーザーインターフェイスの永続ボリューム要求 (PVC) 名テンプレートは、複数の仮想マシンによって共有されるボリュームに名前を付けるための shared
フィールドをサポートしていません。(MTV-2721)
Red Hat Enterprise Linux v6.0 を実行している VMware ゲスト仮想マシンを MTV で起動できない
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) v6.0 を実行している VMware ゲスト仮想マシンは、オペレーティングシステム (OS) を起動できません。RHEL 6.0 の virtio
ディスクには virtio-transitional
デバイスが必要であるためです。(MTV-1895)
NVMe ディスクを使用する仮想マシンの移行計画が MTV でハングする
移行計画を作成する際に、Non-Volatile Memory Express (NVMe) ディスクを使用する仮想マシン (仮想マシン) を選択した場合、計画にエラーは表示されませんが、DiskAllocation フェーズ後に移行が停止します。NVMe ディスクを使用した仮想マシンの移行は、現在サポートされていないためです。(MTV-2703)
OpenShift から OpenShift への移行時に、移行元のストレージが MTV ユーザーインターフェイスにマッピングされない
OpenShift から OpenShift に移行する仮想マシンの計画でストレージマッピングを選択し、Storage Maps ページで移行元のストレージを更新すると、MTV に SourceStorageNotValid
エラーが表示されます。(MTV-2784)
OpenShift から OpenShift クラスターへの VMware 仮想マシンの移行が名前の変更により停止する
VMware 仮想マシン (VM) を OpenShift クラスターに移行すると、仮想マシン名が変更されます。仮想マシンを OpenShift クラスターから別の OpenShift クラスターに再度移行しようとすると、仮想マシン名の invalid value
エラーにより計画がハングします。(MTV-2810)
OpenShift から OpenShift への移行後、仮想マシンの TPM デバイスが異なる永続状態 PVC を使用する
Trusted Platform Module (TPM) を使用する仮想マシン (VM) を OpenShift から OpenShift に移行すると、その仮想マシンは、移行後に TPM デバイスの永続状態の保存用に作成される新しい永続ボリューム要求 (PVC) を使用します。(MTV-2838)
移行前または移行後のフックを使用した仮想マシンの OpenShift から OpenShift への移行が失敗する
移行計画に移行前フックまたは移行後フックが含まれている場合、OpenShift クラスターから別の OpenShift クラスターへの仮想マシン (VM) のコールド移行が失敗します。(MTV-2894)
VDDK イメージのアップロードに失敗すると、MTV のユーザーインターフェイスで VMware プロバイダーを作成できなくなる
MTV のユーザーインターフェイス (UI) で VMware Virtual Disk Development Kit (VDDK) イメージをサービスインベントリーにアップロードすると、Forbidden
エラーが発生してアップロードが失敗します。これにより、UI で直接 VDDK を作成できなくなります。VDDK イメージの作成 の手順に従って、仮想ディスク転送用の VDDK を作成できます。(MTV-2888)
このリリースにおける既知の問題の完全なリストは、Jira の既知の問題 を参照してください。