第2章 .NET の概要
.NET は、汎用、モジュール式、クロスプラットフォーム、かつオープンソースの .NET 実装です。自動メモリー管理と最新のプログラミング言語を備えており、高品質のアプリケーションを効率的に構築できます。
.NET 10.0 は、RHEL 8.10、RHEL 9.7、RHEL 10.1 以降で利用できます。
.NET 10.0 は長期サポートリリースであり、約 3 年後にサポートが終了します。詳細は、.NET プログラムのライフサイクルおよびサポートポリシー を参照してください。
.NET を使用すると、以下が可能になります。
- マイクロサービスベースのアプローチに従い、一部のコンポーネントは .NET で構築し、その他のコンポーネントは Java や JavaScript などの言語で構築します。すべてのコンポーネントは、Red Hat Enterprise Linux 上の共通のサポートされているプラットフォーム上で実行できます。
- Microsoft Windows 上で新しい .NET ワークロードを開発し、それらのワークロードを Red Hat Enterprise Linux または Windows Server にデプロイして実行します。
- 基盤となるインフラストラクチャーが Windows Server のみに依存する必要のない異種データセンターで .NET アプリケーションを実行します。