2.4. Jenkins Slave の使用
OpenShift Container Platform Jenkins イメージは、.NET Core 3.1 スレーブイメージの自動検出を提供します (dotnet-31
)。自動検出が機能するには、Jenkins スレーブ ConfigMap
yaml ファイルをプロジェクトに追加する必要があります。
Jenkins がデプロイされているプロジェクトに切り替えます。
oc project <projectname>
$ oc project <projectname>
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow dotnet-jenkins-slave.yaml
ファイルを作成します。<serviceAccount> 要素に使用される値は、Jenkins スレーブによって使用されるアカウントです。値の指定がない場合は、default
サービスアカウントが使用されます。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 設定をプロジェクトにインポートします。
oc create -f dotnet-jenkins-slave.yaml
$ oc create -f dotnet-jenkins-slave.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow スレーブイメージが使用されるようになりました。
例: 以下の例は、OpenShift Container Platform に Jenkins パイプラインを追加する方法を示しています。Jenkins パイプラインが追加され、Jenkins マスターが実行されていない場合、OpenShift はマスターを自動的にデプロイします。Jenkins サーバーインスタンスのデプロイおよび設定に関する詳細は、OpenShift Container Platform および Jenkins を参照してください。
手順例の BuildConfig
yaml ファイルには、dotnet-31
Jenkins スレーブを使用して設定された単純な Jenkins パイプラインが含まれます。サンプル BuildConfig
yaml ファイルには 3 つの段階があります。
-
まず、ソースはチェックアウトされます。
-
次に、アプリケーションが公開されます。
- 3 つ目は、イメージはバイナリービルドを使用してアセンブルされます。バイナリービルドに関する補足情報は、バイナリーアーティファクトからのアプリケーションのデプロイを参照してください。
Jenkins master-slave パイプラインの例を設定するには、以下の手順を行います。
buildconfig.yaml
ファイルを作成します。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow BuildConfig
ファイルを OpenShift にインポートします。oc create -f buildconfig.yaml
$ oc create -f buildconfig.yaml
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow -
OpenShift コンソールを起動します。Builds > Pipelines の順 に移動します。
dotnetapp-build
パイプラインが利用可能である。 Start Pipeline をクリックします。Jenkins イメージを最初にダウンロードする必要があるため、ビルドを開始するまでに時間がかかる場合があります。
ビルド時に、OpenShift コンソールでさまざまなパイプラインステージが完了したかどうかを確認できます。View Log をクリックし、Jenkins で完了したパイプラインステージを確認することもできます。
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Jenkins Pipeline ビルドが完了したら、Builds > Images の順に移動します。
dotnetapp
イメージがビルドされ、利用可能です。