2.5. Redfish API を使用した HTTP ホスト ISO イメージからの起動


Redfish Baseboard Management Controller (BMC) API を使用してインストールした ISO を使用して、ネットワーク内のホストをプロビジョニングできます。

注記

この手順例では、Dell サーバーでの手順を示します。

重要

ハードウェアと互換性のある iDRAC の最新ファームウェアバージョンがあることを確認してください。ハードウェアまたはファームウェアに問題がある場合は、プロバイダーに連絡する必要があります。

前提条件

  • インストール Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) ISO をダウンロードしている。
  • iDRAC9 と互換性のある Dell PowerEdge サーバーを使用している。

手順

  1. ネットワークでアクセス可能な HTTP サーバーに ISO ファイルをコピーします。
  2. ホストされている ISO ファイルからホストを起動します。以下に例を示します。

    1. 次のコマンドを実行して、Redfish API を呼び出し、ホストされている ISO を VirtualMedia ブートメディアとして設定します。

      $ curl -k -u <bmc_username>:<bmc_password> -d '{"Image":"<hosted_iso_file>", "Inserted": true}' -H "Content-Type: application/json" -X POST <host_bmc_address>/redfish/v1/Managers/iDRAC.Embedded.1/VirtualMedia/CD/Actions/VirtualMedia.InsertMedia

      ここでは、以下のようになります。

      <bmc_username>:<bmc_password>
      ターゲットホスト BMC のユーザー名とパスワードです。
      <hosted_iso_file>
      ホストされたインストール ISO の URL です (例: http://webserver.example.com/rhcos-live-minimal.iso)。ISO は、ターゲットホストマシンからアクセスできる必要があります。
      <host_bmc_address>
      ターゲットホストマシンの BMC IP アドレスです。
    2. 次のコマンドを実行して、VirtualMedia デバイスから起動するようにホストを設定します。

      $ curl -k -u <bmc_username>:<bmc_password> -X PATCH -H 'Content-Type: application/json' -d '{"Boot": {"BootSourceOverrideTarget": "Cd", "BootSourceOverrideMode": "UEFI", "BootSourceOverrideEnabled": "Once"}}' <host_bmc_address>/redfish/v1/Systems/System.Embedded.1
    3. ホストを再起動します。

      $ curl -k -u <bmc_username>:<bmc_password> -d '{"ResetType": "ForceRestart"}' -H 'Content-type: application/json' -X POST <host_bmc_address>/redfish/v1/Systems/System.Embedded.1/Actions/ComputerSystem.Reset
    4. オプション: ホストの電源がオフになっている場合は、{"ResetType": "On"} スイッチを使用して起動できます。以下のコマンドを実行します。

      $ curl -k -u <bmc_username>:<bmc_password> -d '{"ResetType": "On"}' -H 'Content-type: application/json' -X POST <host_bmc_address>/redfish/v1/Systems/System.Embedded.1/Actions/ComputerSystem.Reset
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