第1章 Cluster Observability Operator リリースノート
Cluster Observability Operator はテクノロジープレビュー機能としてのみ使用できます。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
Cluster Observability Operator (COO) は、オプションの OpenShift Container Platform Operator です。管理者はこれを使用して、さまざまなサービスやユーザーが使用できるように個別に設定できる、スタンドアロンのモニタリングスタックを作成できます。
COO は、OpenShift Container Platform のビルトインモニタリング機能を補完します。これは、Cluster Monitoring Operator (CMO) で管理されるデフォルトのプラットフォームおよびユーザーワークロードモニタリングスタックと並行してデプロイできます。
これらのリリースノートは、OpenShift Container Platform での Cluster Observability Operator の開発を追跡します。
次の表に、Cluster Observability Operator と OpenShift Container Platform のバージョンに応じて利用可能な機能に関する情報を示します。
COO のバージョン | OCP のバージョン | ダッシュボード | 分散トレーシング | ロギング | トラブルシューティングパネル |
---|---|---|---|---|---|
0.2.0 | 4.11 | ✔ | ✘ | ✘ | ✘ |
0.3.0 以降 | 4.11 - 4.15 | ✔ | ✔ | ✔ | ✘ |
0.3.0 以降 | 4.16 以降 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
1.1. Cluster Observability Operator 0.4.1
Cluster Observability Operator 0.4.1 では、次のアドバイザリーを利用できます。
1.1.1. 新機能および機能拡張
- Prometheus および Alertmanager の WebTLS を設定できるようになりました。
1.1.2. CVE
1.1.3. バグ修正
-
以前は、ダッシュボード UI プラグインを削除しても、
consoles.operator.openshift.io
リソースにはconsole-dashboards-plugin
が残っていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-152) - 以前は、Web コンソールに Red Hat COO の正しいアイコンが表示されませんでした。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-353)
- 以前は、Web コンソールから COO をインストールすると、サポートセクションに無効なリンクが含まれていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-354)
- 以前は、COO のクラスターサービスバージョン (CSV) は、非公式のドキュメントバージョンにリンクされていました。このリリースでこの問題が解決されました。(COO-356)