4.2. 一般的な操作
開発者 CLI は、OpenShift Online で管理される各種オブジェクトとの対話を許可します。以下の構文を使用して、多くの一般的な oc
操作が呼び出されます。
$ oc <action> <object_type> <object_name>
これにより、以下が指定されます。
-
get
またはdescribe
などの実行する<action>
。 -
service
またはsvc
(省略形) などのアクションを実行する<object_type>
。 -
指定した
<object_type>
の<object_name>
。
たとえば、oc get
操作は、現在定義されているサービスの完全な一覧を返します。
$ oc get svc NAME LABELS SELECTOR IP PORT(S) docker-registry docker-registry=default docker-registry=default 172.30.78.158 5000/TCP kubernetes component=apiserver,provider=kubernetes <none> 172.30.0.2 443/TCP kubernetes-ro component=apiserver,provider=kubernetes <none> 172.30.0.1 80/TCP
次に oc describe
操作を使用して、特定のオブジェクトに関する詳細情報を返すことができます。
$ oc describe svc docker-registry Name: docker-registry Labels: docker-registry=default Selector: docker-registry=default IP: 172.30.78.158 Port: <unnamed> 5000/TCP Endpoints: 10.128.0.2:5000 Session Affinity: None No events.
警告
3.0.2.0 より前のバージョンの oc
には、API バージョンをサーバーに対してネゴシエートする機能がありませんでした。そのため、v1 以降のバージョンの API のみをサポートするサーバーで 3.0.1.0 までの oc
を使用している場合は、oc
クライアントが正しい API エンドポイントを参照するように --api-version
を渡してください。例: oc get svc --api-version=v1