1.2. OpenShift Container Platform との互換性


OpenShift Container Platform プラットフォームに必要な機能は、次の 2 つの主要コンポーネントによってサポートされています。

  • Kata ランタイム: これには、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) と、OpenShift Container Platform リリースごとの 更新 が含まれます。
  • OpenShift sandboxed containers Operator: Web コンソールまたは OpenShift CLI (oc) を使用して Operator をインストールします。

OpenShift sandboxed containers Operator は Rolling Stream Operator です。つまり、サポートされているバージョンは最新バージョンのみです。現在サポートされているすべてのバージョンの OpenShift Container Platform で動作します。詳細は、OpenShift Container Platform ライフサイクルポリシー を参照してください。

Operator は、RHCOS ホストに含まれる機能とホストが実行される環境に依存します。

注記

Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) をワーカーノードにインストールする必要があります。RHEL ノードはサポートされていません。

OpenShift sandboxed containers と OpenShift Container Platform リリースの次の互換性に関する表は、互換性のある機能と環境を示しています。

表1.1 サポートされているアーキテクチャー
アーキテクチャーOpenShift Container Platform バージョン

x86_64

4.8 以降

s390x

4.14 以降

Kata コンテナーランタイムをデプロイする方法は 2 つあります。

  • ベアメタル
  • ピア Pod

パブリッククラウドでの OpenShift sandboxed containers のデプロイメント用のピア Pod テクノロジーは、OpenShift sandboxed containers 1.5 および OpenShift Container Platform 4.14 で開発者プレビューとして利用可能でした。

OpenShift sandboxed containers 1.7 のリリースにより、Operator には OpenShift Container Platform バージョン 4.15 以降が必要です。

表1.2 OpenShift バージョン別で利用可能な機能
機能デプロイメント方法OpenShift Container Platform 4.15OpenShift Container Platform 4.16

Confidential Containers

ベアメタル

  

ピア Pod

テクノロジープレビュー

テクノロジープレビュー [1]

GPU サポート[2]

ベアメタル

  

ピア Pod

開発者プレビュー

開発者プレビュー

  1. Confidential Containers のテクノロジープレビューは、OpenShift sandboxed containers 1.7.0 以降で利用できます。
  2. GPU 機能は、IBM Z では利用できません。
表1.3 OpenShift Sandboxed Containers でサポートされているクラウドプラットフォーム
プラットフォームGPUConfidential Containers

AWS Cloud Computing Services

開発者プレビュー

 

Microsoft Azure Cloud Computing Services

開発者プレビュー

テクノロジープレビュー [1]

  1. Confidential Containers のテクノロジープレビューは、OpenShift sandboxed containers 1.7.0 以降で利用できます。
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