第1章 インストール
キックスタートファイルでの FCoE に対応
Red Hat Enterprise Linux 6.4 のインストールにキックスタートを使用する場合、 新しい
fcoe
キックスタートオプションが指定できるようになります。 このオプションを指定すると、 Enhanced Disk Drive (EDD) のサービスで検出されたデバイスに加え Fibre Channel over Ethernet (FCoE) のデバイスも自動的に有効になります。 詳細については、 Red Hat Enterprise Linux 6 『インストールガイド』 の 『キックスタートのオプション』 のセクションを参照してください。
VLAN 経由のインストール
Red Hat Enterprise Linux 6.4 では、
vlanid=
ブートオプションや --vlanid=
キックスタートオプションを使用することで指定したネットワークデバイスに仮想 LAN ID (802.1q タグ) を設定できるようになります。 これらのオプションいずれかを指定することで、 システムのインストールを VLAN 経由で行なうことができるようになります。
ボンディングを設定する
bond
ブートオプション、 --bondslaves
と --bondopts
のキックスタートオプションを使用すると、 インストールの一環としてボンディングの設定を行なうことができるようになります。 ボンディングを設定する方法については、 Red Hat Enterprise Linux 6 『インストールガイド』 の 『キックスタートのオプション』 のセクションおよび 『ブートオプション』 の章を参照してください。