2.6. 既知の問題


  • 3scale toolbox を使用した API ライフサイクル管理用エンドツーエンドソリューションのサンプルパイプラインは、OCP 3.11 上でしかサポートされません (JIRA #2583)。
  • 3scale で OpenID Connect の認証フローを変更した場合に、Zync は 3scale アプリケーションの Red Hat Single Sign-On (RH-SSO) クライアントを更新しません (JIRA #3025)。この問題を回避するには、以下の代替案を使用してください。

    • 既存のアプリケーションの場合には、3scale アプリケーションを更新します (説明部分の変更など)。これが更新のトリガーとなり、アプリケーションの RH-SSO クライアントが変更されます。
    • 新規アプリケーションを作成すると、正しい認証フローで新たな RH-SSO クライアントが作成されます。
  • アプリケーションプラン機能および制限をインポートまたはエクスポートする場合には、エクスポートされた YAML ファイルの変更はサポートされません (JIRA #2350)。

    • サンプルパイプラインおよびアプリケーションは、例としてのみ提供されています。Red Hat は、パイプラインに加えた変更を直接サポートしません。サンプルパイプラインが利用するベースの API、CLI、およびインターフェイスは、Red Hat により完全にサポートされます。
  • OpenShift イメージからの 3scale toolbox を使用する場合には、カスタム証明書を追加することはできません (JIRA #3102)。
  • 3scale 2.5 から Redis Enterprise およびその他の単一論理データベース Redis デプロイメントに移行するユーザーに対応するために、Makefile が利用可能です。

    • スクリプトによりシークレットおよび DeploymentConfigs にパッチが適用されると共に、すべての system-redis キーが目的の single-db Redis インスタンスに移行されます。ただし、backend-redis に依存する Pod は対象ではありません (JIRA #2197)。また、3scale High Availability (HA) デプロイメントに適合させるための調整が必要です (JIRA #2407)。
  • Redis Sentinel を使用して 3scale HA を設定する際に、operator は backend-redis シークレットの REDIS_STORAGE_SENTINEL_HOSTS および REDIS_QUEUES_SENTINEL_HOSTS 変数を無視します (JIRA #3258)。
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