第31章 API の解析


本章は、API の解析をカスタマイズし、最も使用されているアプリケーションや時間と共に傾向が変化する様子を確認する等、把握すべき項目を追跡するのに役立つように意図されています。トラフィックを管理し、ピーク時に対応し、API に最も多くのリクエストを送信しているユーザーを特定するためには、ご自分の API がどのように使用されているかを知ることが重要なステップとなります。

3scale では、API 解析の追跡に使用するメソッドおよびメトリクスを、以下に示す 2 つのレベルで定義することができます。

  • プロダクト: Hits メトリクスは、Hits 自身および対応するメソッドにマッピングされたヒット、ならびにバックエンドレベルの Hits メトリクスおよびそのメソッドにマッピングされたすべてのヒットをカウントします。
  • バックエンド: 3scale では、メソッドおよびメトリクスが API バックエンドに登録されます。これにより、メソッドおよびメトリクスがバックエンドを使用する各プロダクトに属するかのように機能します。バックエンドレベルのメトリクスの制限および課金ルールを、プロダクトレベルで定義されるアプリケーションプランに設定することができます。

31.1. 前提条件

本章の手順を実施するには、スタートガイドの手順を完了している必要があります。

本章では、既存の 3scale コードプラグインのいずれかを使用してインテグレーションを行っていると仮定しています。他のインテグレーション方法でも、類似の作業フローをたどることができます。利用可能なインテグレーションオプションの詳細については、API ゲートウェイの管理の APIcast の運用 の章を参照してください。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.