1.4.3. 非接続環境でのインストール


重要: 必要なイメージをミラーリングレジストリーにダウンロードし、非接続環境で Operator をインストールする必要があります。ダウンロードがないと、デプロイメント時に ImagePullBackOff エラーが表示される可能性があります。

以下の手順を実行して Red Hat Advanced Cluster Management を非接続環境でインストールします。

  1. ミラーレジストリーを作成します。ミラーレジストリーがまだない場合には、Red Hat OpenShift Container Platform ドキュメントの 「非接続インストールのイメージのミラーリング」トピックの手順を実行してミラーレジストリーを作成してください。

    注記:Populating OperatorHub from mirrored Operator catalogs に記載の OpenShift Container Platform ドキュメントの手順に従うようにしてください。

  2. Operator カタログのミラーリング「Mirroring Operator catalogs for use with disconnected clusters」の手順に従い、Operator カタログがミラーリングされるようにします。

    注記:既存の Red Hat Operator インデックスイメージからパッケージをプルーニングする場合、advanced-cluster-management パッケージがプルーニングされていることを確認します。「Filtering a SQLite-based index image」を参照してください。

    注記: ベアメタルの場合のみ、install-config.yaml ファイルに、接続なしのレジストリーの証明書情報を指定する必要があります。保護されたオフラインレジストリーでイメージにアクセスするには、Red Hat Advanced Cluster Management がレジストリーにアクセスできるように証明書情報を指定する必要があります。

    1. レジストリーから証明書情報をコピーします。
    2. エディターで install-config.yaml ファイルを開きます。
    3. additionalTrustBundle: | のエントリーを検索します。
    4. additionalTrustBundle の行の後に証明書情報を追加します。追加後の内容は以下の例のようになります。

      additionalTrustBundle: |
        -----BEGIN CERTIFICATE-----
        certificate_content
        -----END CERTIFICATE-----
      sshKey: >-
  3. 重要: 以下のガバナンスポリシーが必要な場合に、非接続イメージレジストリーの追加ミラーが必要です。

    • Container Security Operator ポリシー: イメージはソース registry.redhat.io/quay にあります。
    • Compliance Operator ポリシー: イメージはソース registry.redhat.io/compliance にあります。
    • Gatekeeper Operator ポリシー: イメージはソース registry.redhat.io/rhacm2 にあります。

      3 つのすべての Operator については、以下のミラー一覧を参照してください。

        - mirrors:
          - <your_registry>/rhacm2
          source: registry.redhat.io/rhacm2
        - mirrors:
          - <your_registry>/quay
          source: registry.redhat.io/quay
        - mirrors:
          - <your_registry>/compliance
          source: registry.redhat.io/compliance
  4. install-config.yaml ファイルを保存します。
  5. rhacm-policy.yaml という名前の ImageContentSourcePolicy を含めて yaml ファイルを作成します。注記: 実行中のクラスターでこれを変更すると、すべてのノードのローリング再起動が実行されます。

    apiVersion: operator.openshift.io/v1alpha1
    kind: ImageContentSourcePolicy
    metadata:
      name: rhacm-repo
    spec:
      repositoryDigestMirrors:
      - mirrors:
        - mirror.registry.com:5000/rhacm2
        source: registry.redhat.io/rhacm2
  6. 以下のコマンドを入力して ImageContentSourcePolicy ファイルを適用します。

    oc apply -f rhacm-policy.yaml
  7. ネットワーク接続されていない Operator Lifecycle Manager の Red Hat Operator と コミュニティーの Operator を有効にします。

    Red Hat Advanced Cluster Management は Operator Lifecycle Manager Red Hat Operator カタログに含まれます。

  8. Red Hat Operator カタログの非接続 Operator Lifecycle Manager を設定します。Red Hat OpenShift Container Platform ドキュメントの「ネットワークが制限された環境での Operator Lifecylece Manage の使用」の手順を実行します。
  9. 非接続 Operator Lifecycle Manager にイメージを設定したので、Operator Lifecycle Manager カタログからの Red Hat Advanced Cluster Management for Kubernetes のインストールを続行してください。

必要な手順については、「ネットワーク接続時のオンラインインストール」の手順を参照してください。

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