1.7.2. コマンドを使用したリソースの削除


  1. まだの場合には、oc コマンドが実行できるように、OpenShift Container Platform CLI が設定されていることを確認してください。oc コマンドの設定方法に関する詳細は、Red Hat OpenShift Container Platform ドキュメントの「OpenShift CLI の使用方法」を参照してください。
  2. 以下のコマンドを入力してプロジェクトの namespace に移動します。namespace はお使いのプロジェクトの namespace 名に置き換えます。

    oc project <namespace>
  3. 以下のコマンドを実行して MultiClusterHub カスタムリソースを削除します。

    oc delete multiclusterhub --all

    以下のコマンドを入力して進捗を表示できます。

    oc get mch -o yaml
  4. clean-up スクリプトを実行して、残っているアーティファクトをすべて削除します。

    注記: cert-manager をクラスターに手動でインストールした場合は、クリーンアップスクリプトのコマンドを確認し、cert-manager 固有のコマンドを削除してください。

    1. Installing Helm」の手順に従い、Helm CLI バイナリーバージョン 3.2.0 以降をインストールします。
    2. 以下のスクリプトをファイルにコピーします。

      #!/bin/bash
      ACM_NAMESPACE=<namespace>
      oc delete mch --all -n $ACM_NAMESPACE
      helm ls --namespace $ACM_NAMESPACE | cut -f 1 | tail -n +2 | xargs -n 1 helm delete --namespace $ACM_NAMESPACE
      oc delete apiservice v1beta2.webhook.certmanager.k8s.io v1.admission.cluster.open-cluster-management.io v1.admission.work.open-cluster-management.io
      oc delete clusterimageset --all
      oc delete configmap -n $ACM_NAMESPACE cert-manager-controller cert-manager-cainjector-leader-election cert-manager-cainjector-leader-election-core
      oc delete consolelink acm-console-link
      oc delete crd klusterletaddonconfigs.agent.open-cluster-management.io placementbindings.policy.open-cluster-management.io policies.policy.open-cluster-management.io userpreferences.console.open-cluster-management.io searchservices.search.acm.com
      oc delete mutatingwebhookconfiguration cert-manager-webhook cert-manager-webhook-v1alpha1 ocm-mutating-webhook managedclustermutators.admission.cluster.open-cluster-management.io
      oc delete oauthclient multicloudingress
      oc delete rolebinding -n kube-system cert-manager-webhook-webhook-authentication-reader
      oc delete scc kui-proxy-scc
      oc delete validatingwebhookconfiguration cert-manager-webhook cert-manager-webhook-v1alpha1 channels.apps.open.cluster.management.webhook.validator application-webhook-validator multiclusterhub-operator-validating-webhook ocm-validating-webhook

      スクリプトの <namespace> は、Red Hat Advanced Cluster Management がインストールされている namespace 名に置き換えます。namespace が消去され、削除されるので、正しい namespace を指定するようにしてください。

    3. スクリプトを実行して、以前のインストールから残ったままとなっているすべてのアーティファクトを削除します。残っているアーティファクトがない場合は、リソースは見つからなかったというメッセージが返されます。

      注記: 同じ Red Hat Advanced Cluster Management バージョンを再インストールする予定の場合には、この手順の次のステップを省略して、カスタムリソースを再インストールします。「完全な Operator のアンインストール」に進みます。

  5. 以下のコマンドを入力して、関連するコンポーネントおよびサブスクリプションをすべて削除します。

    oc delete subs --all
  6. 以下のコマンドを入力し、ClusterServiceVersion を削除します。

    oc delete clusterserviceversion --all
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