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7.7. RHACS Cloud Service でセキュアクラスターサービスのプロキシーを設定する

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セキュアクラスターと指定されたプロキシーサーバー間の接続を確立するには、Red Hat Advanced Cluster Security Cloud Service (RHACS Cloud Service) 環境内でセキュアクラスターサービスのプロキシーを設定する必要があります。これにより、信頼性の高いデータ収集と送信が保証されます。

7.7.1. SecuredCluster CR での環境変数の指定

Egress プロキシーを設定するには、クラスター全体の Red Hat OpenShift プロキシーを使用するか、SecuredCluster カスタムリソース (CR) 設定ファイル内に HTTP_PROXYHTTPS_PROXY、および NO_PROXY 環境変数を指定します。これにより、プロキシーを適切に使用し、指定ドメイン内の内部要求をバイパスします。

プロキシー設定は、実行中のすべてのサービス (Sensor、Collector、Admission Controller、Scanner) に適用されます。

手順

  • SecuredCluster CR 設定ファイルのカスタマイズ仕様で、HTTP_PROXYHTTPS_PROXY、および NO_PROXY 環境変数を指定します。

    以下に例を示します。

    # proxy collector
    customize:
      envVars:
        - name: HTTP_PROXY
          value: http://egress-proxy.stackrox.svc:xxxx 1
        - name: HTTPS_PROXY
          value: http://egress-proxy.stackrox.svc:xxxx 2
        - name: NO_PROXY
          value: .stackrox.svc 3
    1
    変数 HTTP_PROXYhttp://egress-proxy.stackrox.svc:xxxx の値に設定されます。これは、HTTP 接続に使用されるプロキシーサーバーです。
    2
    変数 HTTPS_PROXY は、http://egress-proxy.stackrox.svc:xxxx 値に設定されます。これは、HTTPS 接続に使用されるプロキシーサーバーです。
    3
    変数 NO _PROXY.stackrox.svc に設定されます。この変数は、プロキシーサーバー経由でアクセスすべきではないホスト名または IP アドレスを定義するために使用されます。
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