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9.2. Helm チャートを使用した RHACS Cloud Service でのセキュアクラスターのアップグレード

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Helm チャートを使用して、RHACS Cloud Service でセキュアクラスターをアップグレードできます。

Helm チャートを使用して RHACS セキュアクラスターをインストールした場合は、Helm チャートを更新し、helm upgrade コマンドを実行することで、RHACS の最新バージョンにアップグレードできます。

9.2.1. Helm チャートリポジトリーの更新

Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes の新しいバージョンにアップグレードする前に、常に Helm チャートを更新する必要があります。

前提条件

  • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes の Helm チャートリポジトリーをすでに追加している。
  • Helm バージョン 3.8.3 以降を使用している。

手順

  • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes チャートリポジトリーを追加します。

    $ helm repo update

検証

  • 次のコマンドを実行して、追加されたチャートリポジトリーを確認します。

    $ helm search repo -l rhacs/

9.2.2. Helm アップグレードコマンドの実行

helm upgrade コマンドを使用して、Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) を更新できます。

前提条件

  • Red Hat Advanced Cluster Security for Kubernetes (RHACS) のインストールに使用した values-private.yaml 設定ファイルにアクセスできる。アクセスできない場合は、この手順のコマンドを続行する前に、ルート証明書を含む values-private.yaml 設定ファイルを生成する必要があります。

手順

  • helm upgrade コマンドを実行し、-f オプションを使用して設定ファイルを指定します。

    $ helm upgrade -n stackrox stackrox-secured-cluster-services \
      rhacs/secured-cluster-services --version <current-rhacs-version> \1
      -f values-private.yaml
    1
    YAML 設定ファイルのパスを指定するには、-f オプションを使用します。

9.2.3. 関連情報

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