第4章 例


本章では、サンプルプログラムで AMQ Ruby を使用する方法について説明します。

その他の例は、AMQ Ruby サンプルのスイートQpid Proton Ruby の例 を参照してください。

4.1. メッセージの送信

このクライアントプログラムは <connection-url> を使用してサーバーに接続し、ターゲット <address> の送信者を作成し、<message-body> を含むメッセージを送信して接続を切断して終了します。

例: メッセージの送信

require 'qpid_proton'

class SendHandler < Qpid::Proton::MessagingHandler
  def initialize(conn_url, address, message_body)
    super()

    @conn_url = conn_url
    @address = address
    @message_body = message_body
  end

  def on_container_start(container)
    conn = container.connect(@conn_url)
    conn.open_sender(@address)
  end

  def on_sender_open(sender)
    puts "SEND: Opened sender for target address '#{sender.target.address}'\n"
  end

  def on_sendable(sender)
    message = Qpid::Proton::Message.new(@message_body)
    sender.send(message)

    puts "SEND: Sent message '#{message.body}'\n"

    sender.close
    sender.connection.close
  end
end

if ARGV.size == 3
  conn_url, address, message_body = ARGV
else
  abort "Usage: send.rb <connection-url> <address> <message-body>\n"
end

handler = SendHandler.new(conn_url, address, message_body)
container = Qpid::Proton::Container.new(handler)
container.run

サンプルの実行

サンプルプログラムを実行するには、サンプルプログラムをローカルファイルにコピーし、ruby コマンドを使用して呼び出します。詳細は、「3章はじめに」を参照してください。

$ ruby send.rb amqp://localhost queue1 hello
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