第7章 ルータープロパティーの設定
デフォルトでは、AMQ Interconnect は無作為に生成される ID で standalone
モードで動作します。ルーターネットワークでこのルーターを使用する場合は、これらのプロパティーを変更する必要があります。
手順
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/etc/qpid-dispatch/qdrouterd.conf
設定ファイルを開きます。 router
セクションで、モードおよび ID を指定します。以下の例は、
interior
モードで動作するように設定されたルーターを示しています。router { mode: interior id: Router.A }
mode
以下のモードのいずれかを指定します。
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standalone
: ルーターが他のルーターと通信せず、ルーターネットワークの一部ではない場合は、このモードを使用します。このモードで実行している場合、ルーターは直接接続されたエンドポイント間でメッセージのみをルーティングします。 -
interior
: ルーターがルーターネットワークの一部である場合、他のルーターと協力する必要がある場合は、このモードを使用します。 -
edge
: ルーターが干渉ルーターのネットワークに接続するエッジルーターの場合、このモードを使用します。
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id
- ルーターの一意識別子。この ID は AMQP プロトコルレベルのコンテナー名でもあります。
必要な場合は、ルーターの追加のプロパティーを設定します。
その他の属性に関する情報は、qdrouterd.conf
の man ページの ルーター を参照してください。