第5章 Kaoto DataMapper
現在、Kaoto DataMapper は、テクニカルプレビュー機能として Visual Studio Code エクステンション内でのみサポートされています。将来的には、この機能を Kaoto の純粋な Web バージョンにも導入することを目指します。
DataMapper は、データ構造をレンダリングするために XML スキーマと JSON スキーマの両方をサポートしています。XML データと JSON データの両方に関して、実行時に設定されたデータマッピングを実行するために、単一の XSLT ステップが内部的に生成されます。JSON データの場合、XSLT 3.0 で使用可能な json-to-xml() および xml-to-json() 関数を活用して JSON 変換を処理します。変換パラメーターにマップされた Camel 変数やメッセージヘッダーを使用して複数の XML/JSON ドキュメントを使用できますが、出力は Camel メッセージボディーのみです。
通常の Camel ステップに加えて、Kaoto では Camel Route に配置される Kaoto DataMapper ステップもサポートされるようになりました。Kaoto DataMapper ステップは、Camel Route 内でデータマッピングを作成するためのグラフィカルユーザーインターフェイスを提供します。
5.1. DataMapper ステップの追加 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
Camel Route に Kaoto DataMapper ステップを追加します。Kaoto Design ビューでステップの
Append、Prepend、またはReplaceを実行する場合、カタログで Kaoto DataMapper ステップを確認できます。
Kaoto Design に追加された Kaoto DataMapper ステップをクリックして、設定フォームを開きます。
Kaoto DataMapper 設定フォームで、
Configureボタンをクリックします。これにより、ビジュアル DataMapper エディターが開きます。