5.5. Authorization Services Policy Enforcer を使用したアプリケーションの移行
Red Hat build of Keycloak Authorization Services との統合をサポートするために、ポリシーエンフォーサーは Java クライアントアダプターとは別に提供されています。
<dependency> <groupId>org.keycloak</groupId> <artifactId>keycloak-policy-enforcer</artifactId> <version>${Red Hat build of Keycloak .version}</version> </dependency>
ポリシーエンフォーサーが Java クライアントアダプターから切り離されたため、Red Hat build of Keycloak を、OAuth2 または OpenID Connect のビルトインサポートを提供する Java テクノロジーに統合できるようになりました。Red Hat build of Keycloak Policy Enforcer は、次のタイプのアプリケーションに対するビルトインサポートを提供します。
- 粒度の細かい認可を使用したサーブレットアプリケーション
- Red Hat build of Keycloak Authorization Services を使用してセキュリティー保護された Spring Boot REST サービス
Red Hat build of Keycloak Policy Enforcer をさまざまなタイプのアプリケーションと統合するには、次の例を参照してください。
使用している Red Hat Single Sign-On 7.6 Java アダプターから移行できない場合は、現在メンテナンスサポートの対象となっている Red Hat Single Sign-On 7.6 からアダプターを利用できます。
Red Hat Single Sign-On 7.6 アダプターは、Red Hat build of Keycloak 24.0 サーバーと組み合わせて使用することがサポートされています。
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