18.5. Red Hat build of Keycloak と Data Grid を接続する
この時点で Data Grid サーバーは実行されています。ここでは、それを Red Hat build of Keycloak に接続するために必要な Red Hat build of Keycloak CR の変更をて説明します。以下の変更は、Operator を使用して HA 用に Red Hat build of Keycloak をデプロイする の章で必要になります。
外部 Data Grid デプロイメントに接続するためのユーザー名とパスワードを使用してシークレットを作成します。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下に示すように、
additionalOptionsを使用して Red Hat build of Keycloak カスタムリソースを拡張します。注記メモリー、リソース、データベース設定は、Operator を使用して HA 用に Red Hat build of Keycloak をデプロイする の章で説明したため、以下の CR では省略されています。管理者はこれらの設定をそのままにしておく必要があります。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
18.5.1. アーキテクチャー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この設定では、TLS 1.3 で保護された TCP 接続を使用して、Red Hat build of Keycloak を Data Grid に接続します。Red Hat build of Keycloak のトラストストアを使用して、Data Grid のサーバー証明書を検証します。Red Hat build of Keycloak は、下記の前提条件に基づいて OpenShift 上の Operator を使用してデプロイされます。そのため、Data Grid のサーバー証明書への署名に使用されるトラストストアに service-ca.crt が Operator によってすでに追加されています。その他の環境では、Red Hat build of Keycloak のトラストストアに必要な証明書を追加してください。