2.3. 設定
OpenShift クラスターバージョン 4.17 以降にデプロイされた Red Hat build of Keycloak
- クラウドセットアップの場合、OpenShift がその環境内で複数のアベイラビリティーゾーンにまたがることをサポートし、Red Hat build of Keycloak の遅延要件が満たされている場合、同じリージョン内の最大 3 つのアベイラビリティーゾーンにわたって Pod をスケジュールできます。
- オンプレミスのセットアップでは、OpenShift がその環境内で複数のデータセンターにまたがることをサポートし、Red Hat build of Keycloak の遅延要件が満たされている場合、最大 3 つのデータセンターにわたって Pod をスケジュールできます。
- デプロイメントでは、Red Hat build of Keycloak インスタンス間のラウンドトリップ遅延が 10 ミリ秒未満である必要があります。
データベース
- サポートされているデータベースのリストは、データベースの設定 を参照してください。
- 複数のアベイラビリティーゾーンにまたがるデプロイメントでは、ゾーン障害を許容し、レプリカ間でデータを同期的にレプリケートできるデータベースを使用する必要があります。
上記の設定からの逸脱はテストされていないため、Red Hat build of Keycloak に関する問題は、サポートのためにテスト済みの環境で再現する必要がある場合があります。
各項目の詳細は、シングルクラスターデプロイメントの構成要素 の章を参照してください。