1.2. microShift etcd サーバーのパラメーターを設定するための memoryLimitMB 値の設定


デフォルトでは、etcd はシステムの負荷を処理するために必要なだけのメモリーを使用します。一部のメモリー制約のあるシステムでは、etcd が一度に使用できるメモリー量を制限する必要がある場合があります。

手順

  • /etc/microshift/config.yaml ファイルを編集して、memoryLimitMB 値を設定します。

    etcd:
      memoryLimitMB: 128
    注記

    MicroShift の memoryLimitMB の最小許容値は 128 MB です。最小値に近い値は、etcd のパフォーマンスに影響を与える可能性が高くなります。制限が低いほど、etcd がクエリーに応答するまでにかかる時間が長くなります。制限が低すぎる場合、または etcd の使用量が多い場合、クエリーはタイムアウトになります。

検証

  1. /etc/microshift/config.yamlmemoryLimitMB 値を変更した後、次のコマンドを実行して MicroShift を再起動します。

    $ sudo systemctl restart microshift
  2. 次のコマンドを実行して、新しい memoryLimitMB 値が使用されていることを確認します。

    $ systemctl show --property=MemoryHigh microshift-etcd.scope
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.