4.2. 更新後のジャーナルログの確認
場合によっては、MicroShift の更新に失敗することがあります。そのような場合に備えて、障害の種類とそのトラブルシューティング方法を理解しておくと役立ちます。ジャーナルログは、更新の失敗の診断に役立ちます。
systemd
ジャーナルサービスのデフォルト設定では、データは揮発性ディレクトリーに保存されます。システムの再起動後もシステムログを保持するには、ログの保持を有効にし、最大ジャーナルデータサイズの制限を設定します。
手順
次のコマンドを実行して、MicroShift ジャーナルログを確認します。
$ sudo journalctl -u microshift
次のコマンドを実行して、Greenboot ジャーナルログを確認します。
$ sudo journalctl -u greenboot-healthcheck
次のコマンドを実行して、特定のサービスの起動に関するジャーナルログを確認します。
$ sudo journalctl --boot <boot> -u <service-name>
特定のブートの詳しいログを調べるには、次の 2 つのステップを使用します。まずブートをリストし、取得したリストから必要なものを選択します。
次のコマンドを実行して、ジャーナルログに存在するブートをリスト表示します。
$ sudo journalctl --list-boots
次のコマンドを実行して、必要なブートのジャーナルログを確認します。
$ sudo journalctl --boot <-my-boot-number>