4.3. Greenboot ヘルスチェックのステータスの確認
システムに変更を加える前、またはトラブルシューティング中に、greenboot ヘルスチェックのステータスを確認します。次のコマンドのいずれかを使用すると、greenboot スクリプトの実行が完了したことを確認できます。
手順
ヘルスチェックステータスのレポートを表示するには、次のコマンドを使用します。
$ systemctl show --property=SubState --value greenboot-healthcheck.service
-
start
の出力は、Greenboot チェックがまだ実行中であることを意味します。 -
exited
の出力は、チェックが合格し、Greenboot が終了したことを意味します。Greenboot は、システムが正常な状態の場合、green.d
ディレクトリー内のスクリプトを実行します。 -
failed
の出力は、チェックが合格しなかったことを意味します。システムがこの状態にある場合、Greenboot はred.d
ディレクトリー内のスクリプトを実行し、システムを再起動する可能性があります。
-
サービスの数値終了コードを示すレポートを表示するには、次のコマンドを使用します。
0
は成功を、0 以外の値は失敗を意味します。$ systemctl show --property=ExecMainStatus --value greenboot-healthcheck.service
Boot Status is GREEN - Health Check SUCCESS
など、ブートステータスに関するメッセージを表示するレポートを表示するには、次のコマンドを使用します。$ cat /run/motd.d/boot-status