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第2章 データのバックアップと復元のトラブルシューティング

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データのバックアップと復元に失敗した場合のトラブルシューティングを行うには、まずデータパス、ストレージ設定、ストレージ容量などの基本事項を確認します。

2.1. データバックアップの失敗

rpm-ostree システムではデータのバックアップが自動的に行われます。rpm-ostree システムを使用せずに手動バックアップを作成しようとした場合、次の理由によりバックアップが失敗する可能性があります。

  • システムの起動後、数分間待たずに MicroShift を正常に停止したため。バックアップを正常に実行するには、システムがヘルスチェックとその他のバックグラウンドプロセスを完了する必要があります。
  • MicroShift がエラーのために実行を停止した場合、データのバックアップを実行することはできません。

    • システムが健全な状態であることを確認してください。
    • バックアップを試みる前に、健全な状態で停止してください。
  • データ用の十分なストレージがない場合、バックアップは失敗します。MicroShift データ用に十分なストレージがあることを確認してください。
  • 十分な権限がない場合、バックアップが失敗する可能性があります。バックアップの作成および必要な設定を実行するための正しいユーザー権限があることを確認してください。
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