6.5. Ceph Volume ユーティリティー
ceph-volume lvm batch
コマンドが、複数のデバイスタイプで失敗する
lvm batch
サブコマンドを使用してデバイスをフィルタリングする場合や、Ceph OSD ストラテジーが変更すると、ceph-volume
コマンドは予想される戻りコードを返しませんでした。これにより、ceph-ansible
タスクが失敗していました。今回のリリースで、Ceph OSD ストラテジーの変更時に ceph-volume
コマンドは正しいステータスコードを返すようになりました。これにより、ceph-ansible
は新しい Ceph OSD を追加できるかどうかを適切に確認できるようになりました。
ceph-volume
コマンドは、論理ボリュームを生のデバイスとして処理しています。
ceph-volume
コマンドは、論理ボリュームを生のデバイスとして処理していたため、Playbook の add-osds.yml
が失敗していました。そのため、追加の Ceph OSD をストレージクラスターに追加できませんでした。今回のリリースで、ceph-volume
でコードのバグが修正され、論理ボリュームが適切に処理され、Playbook の add-osds.yml
を使用して Ceph OSD をストレージクラスターに追加できるようになりました。