7.3. Ceph Volume ユーティリティー
udev
が BlueStore DB および WAL デバイスのパーミッションをリセットするため、Ceph OSD が起動しない
ceph-volume lvm create
コマンドを使用して OSD に BlueStore DB パーティションおよび WAL パーティションを指定すると、または Ceph Ansible に lvm_volume
オプションを使用すると、起動時にこのデバイスが失敗する可能性があります。udev
サブシステムは、パーティションのパーミッションを root:disk
にリセットします。
この問題を回避するには、systemd ceph-volume
サービスを手動で起動します。たとえば、ID が 8 で OSD を起動するには、systemctl start 'ceph-volume@lvm-8-*'
を実行します。service
コマンドも使用できます (例: service ceph-volume@lvm-8-4c6ddc44-9037-477d-903c-63b5a789ade5 start
)。OSD を手動で起動すると、パーティションに正しいパーミッション ceph:ceph
が割り当てられます。