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6.7. ceph-volume でのバッチモードの使用

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batch サブコマンドは、単一デバイスが提供されると複数の OSD の作成を自動化します。

ceph-volume コマンドは、ドライブタイプに基づいて OSD の作成に使用する最適な方法を決定します。Ceph OSD の最適化は、利用可能なデバイスによって異なります。

  • すべてのデバイスが従来のハードドライブの場合、batch はデバイスごとに OSD を 1 つ作成します。
  • すべてのデバイスがソリッドステートドライブの場合は、バッチ によりデバイスごとに OSD が 2 つ作成されます。
  • 従来のハードドライブとソリッドステートドライブが混在している場合、バッチ はデータに従来のハードドライブを使用し、ソリッドステートドライブに可能な限り大きいジャーナル (block.db) を作成します。
注記

batch サブコマンドは、write-ahead-log (block.wal) デバイスに別の論理ボリュームを作成することに対応していません。

前提条件

  • 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
  • Ceph OSD ノードへのルートレベルのアクセス。

手順

  1. 複数のドライブに OSD を作成するには、以下の手順を実行します。

    構文

    ceph-volume lvm batch --bluestore PATH_TO_DEVICE [PATH_TO_DEVICE]

    [root@osd ~]# ceph-volume lvm batch --bluestore /dev/sda /dev/sdb /dev/nvme0n1

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