4.10. Ceph Ansible ユーティリティー
cephadm-adopt
Playbook が、新しい nfs-ganesha
プールの作成時にプール上でプールアプリケーションを有効にするようになりました。
以前のバージョンでは、cephadm-adopt
Playbook が新しい nfs-ganesha
プールを作成すると、プールでプールアプリケーションを有効にしませんでした。これにより、1 つのプールにプールアプリケーションが有効でないという警告が表示されます。今回の更新で、cephadm-adopt
Playbook は作成されたプールにプールアプリケーションを設定し、採用がなくなった後に警告が設定されます。
cephadm-adopt
Playbook がマルチサイト設定のデフォルトレルムを作成しない
以前のバージョンでは、cephadm-adopt
Playbook には、マルチサイト設定が存在しない場合でも、採用プロセス時にデフォルトのレルムを作成することが必要でした。
このリリースでは、マルチサイト設定をデプロイしていない場合に、cephadm-adopt
Playbook はデフォルトのレルムの作成を強制しないようになりました。
Ceph Ansible cephadm-adopt.yml
Playbook は、ホストの完全修飾ドメイン名を使用してノードを追加できます。
以前のバージョンでは、Ceph Ansible cephadm-adopt.yml
Playbook を使用して cephadm
のノードを追加するタスクは短縮ホスト名を使用し、ノードの現在の完全修飾ドメイン名 (FQDN) と一致しませんでした。その結果、FQDN ホスト名に一致するものがないため、採用された Playbook が失敗しました。
今回のリリースにより、Playbook は、ansble_hostname
ファクトの代わりに ansible_nodename
ファクトを使用し、採用された Playbook が FQDN で設定されたノードを追加できるようになりました。
Ceph Ansible cephadm-adopt
Playbook がコンテナーを正常にプルするようになる
以前のバージョンでは、Ceph Ansible cephadm-adopt
Playbook は、採用されているストレージクラスターのコンテナーレジストリーにログインしませんでした。今回のリリースにより、Ceph Ansible cephadm-adopt
Playbook のログをコンテナーレジストリーにログインし、コンテナーイメージを予想通りにプルできるようになりました。