付録B iSCSI ゲートウェイ変数
iSCSI ゲートウェイの一般変数
seed_monitor
- 目的
-
それぞれの iSCSI ゲートウェイは、RADOS および RBD 呼び出し用に Ceph Storage クラスターにアクセスする必要があります。これは、iSCSI ゲートウェイに適切な
/etc/ceph/
ディレクトリーが定義されている必要があることを意味します。seed_monitor
ホストは、iSCSI ゲートウェイの/etc/ceph/
ディレクトリーにデータを投入するために使用されます。
gateway_keyring
- 目的
- カスタムキーリング名を定義します。
perform_system_checks
- 目的
-
これは、各 iSCSI ゲートウェイのマルチパスおよび LVM 設定を確認するブール値です。
multipathd
デーモンと LVM が適切に設定されていることを確認するには、少なくとも最初の実行にtrue
に設定する必要があります。
iSCSI ゲートウェイ RBD-TARGET-API
変数
api_user
- 目的
-
API のユーザー名。デフォルトは
admin
です。
api_password
- 目的
-
API を使用するためのパスワード。デフォルトは
admin
です。
api_port
- 目的
-
API を使用する TCP ポート番号。デフォルトは
5000
です。
api_secure
- 目的
-
値は
true
またはfalse
です。デフォルトはfalse
です。
loop_delay
- 目的
-
iSCSI 管理オブジェクトをポーリングする時のスリープの間隔を秒単位で制御します。デフォルト値は
1
です。
trusted_ip_list
- 目的
- API にアクセスできる IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスのリスト。デフォルトでは、iSCSI ゲートウェイホストのみがアクセスできます。