5.2.4. JMX の有効化および設定
Data Grid サーバーとともに JMX を有効にして、統計を収集し、管理操作を実施することができます。
注記
管理操作のみを使用する場合は、統計を有効にしなくても JMX を有効にできます。この場合、Data Grid はすべての統計に対して 0
値を提供します。
手順
- JMX を宣言的またはプログラム的に有効にします。
宣言的に
<cache-container>
<jmx enabled="true" /> 1
</cache-container>
プログラムで
GlobalConfiguration globalConfig = new GlobalConfigurationBuilder()
.jmx().enable() 1
.build();
参照資料
5.2.4.1. 複数のキャッシュマネージャーの命名
同じ JVM 上で複数の Data Grid Cache Manager が実行する場合は、競合を防ぐために各 Cache Manager を一意に特定する必要があります。
手順
- 環境内の各キャッシュマネージャーを一意に識別します。
たとえば、以下の例では、キャッシュマネージャー名として Hibernate2LC を指定します。これにより、org.infinispan:type=CacheManager,name="Hibernate2LC"
という名前の JMX MBean が作成されます。
宣言的に
<cache-container name="Hibernate2LC"> <jmx enabled="true" /> ... </cache-container>
プログラムで
GlobalConfiguration globalConfig = new GlobalConfigurationBuilder() .cacheManagerName("Hibernate2LC") .jmx().enable() .build();