4.5. テストシナリオの定義
テストシナリオテンプレートの作成後、テストシナリオを定義する必要があります。テストシナリオテーブルの行では、個別のテストシナリオを定義します。テストシナリオには、一意のインデックス番号、説明、入力値セット (指定の値)、出力値セット (予想される値) を定義します。
前提条件
選択したテストシナリオに、テストシナリオテンプレートが存在することを確認します。
手順
- テストシナリオ (プレビュー) エディターでテストシナリオを開きます。
- テストシナリオの説明を入力して、行のセルに必要な値を入力します。コンテキストメニューを使用して、必要に応じて行を追加または削除します。
テストシナリオの定義したら、テストを実行できます。
4.5.1. 式の構文 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
テストシナリオ (プレビュー) エディターでは、以下のテストシナリオの定義式がサポートされます。
Operator | 説明 |
---|---|
= | 値と同等であることを指定します。これは、全列でデフォルトとなっており、GIVEN 列でサポートされる唯一の演算子です。 |
=、=!、<> | 値が同等でないことを指定します。この演算子は、他の演算子と組み合わることができます。 |
<, >, < =, >= | 比較 (未満、値よりも大きい、以下、以上) を指定します。 |
[value1, value2, value3] | 値の一覧を指定します。1 つまたは複数の値が有効な場合は、シナリオの定義が True と評価されます。 |
expression1; expression2; expression3 | 式のリストを指定します。すべての式が有効な場合は、シナリオ定義が True と評価されます。 |
空のセルは null と同じです。空の文字列を定義するには、=
を使用します。
式 | 説明 |
---|---|
-1 | 予想される値は、-1 です。 |
< 0 | 予想される値は、0 未満です。 |
! > 0 | 予想される値は、0 以下です。 |
[-1, 0, 1] | 予想される値は、-1、0、または 1 です。 |
<> [1, -1] | 予想される値は、1 でも -1 でもありません。 |
!100; 0 | 予想される値は、100 ではなく、0 です。 |
!= < 0; <> > 1 | 予想される値は、0 未満でも 1 より大きい値でもありません。 |
<> < = 0; >= 1 | 予想される値は、0 以下でなく、1 以上です。 |
Test Tools パネルにある Scenario Cheatsheet タブで、サポートされているコマンドと構文を参照できます。