第4章 LLVM Toolset を使用したコンテナーイメージ


コンテナーファイルを使用して、Red Hat Universal Base Images (UBI)コンテナーの上に独自の LLVM Toolset コンテナーイメージを構築できます。

4.1. LLVM Toolset を使用したカスタム UBI ベースのコンテナーの作成

LLVM Toolset パッケージは、Red Hat Universal Base Images (UBI)リポジトリーの一部です。コンテナーイメージのサイズを小さくするには、LLVM Toolset 全体ではなく、個々のパッケージのみをインストールします。

前提条件

  • 既存のコンテナーファイル。Containerfiles 作成の詳細は、Dockerfile reference のページを参照してください。

手順

  • LLVM Toolset を含むコンテナーイメージを作成するには、以下をコンテナーファイルに追加します。

    • RHEL 8 をベースとするイメージの場合は、次のように入力します。

      FROM registry.access.redhat.com/ubi8/ubi:latest
      
      RUN yum module install -y llvm-toolset
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
    • RHEL 9 に基づくイメージの場合は、次のように入力します。

      FROM registry.access.redhat.com/ubi9/ubi:latest
      
      RUN yum install -y llvm-toolset
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
    • RHEL 10 に基づくイメージの場合は、次のように入力します。

      FROM registry.access.redhat.com/ubi10/ubi:latest
      
      RUN yum install -y llvm-toolset
      Copy to Clipboard Toggle word wrap
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