2.7. プロジェクト依存関係の設定
cargo プロジェクトの依存関係を指定するには、プロジェクトディレクトリーの Cargo.toml
ファイルを編集します。このセクション [dependencies]
には、プロジェクトの依存関係の一覧が含まれます。各依存関係は、次の形式で新しい行に一覧表示されます。
crate_name = version
crate_name = version
Rust コードパッケージは crates と呼ばれます。
例2.6 プロジェクトへの依存関係の追加および cargo で構築
この例では、例2.2「cargo を使用したプロジェクトのビルド」 従って Rust プロジェクト helloworld
を正常に構築していることを前提としています。
ディレクトリー helloworld
に移動し、以下のソースコードが含まれるファイル src/main.rs
を編集します。
このコードには、外部のクレート 時間 が必要になりました。以下のコードが含まれるように Cargo.toml
ファイルを編集して、この依存関係をプロジェクト設定に追加します。
cargo run
コマンドを実行してプロジェクトをビルドし、作成された実行ファイルを実行します。
Red Hat Enterprise Linux 7 の場合:
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Red Hat Enterprise Linux 8 の場合:
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
cargo は time crate とその依存関係 (crate libc) をダウンロードし、ローカルに保管し、依存関係を含むすべてのプロジェクトのソースコードをビルドし、最終的に生成される実行ファイルを実行します。
関連資料
- 依存関係の指定: 公式の cargo ドキュメント。