1.6. OpenLDAP クライアントユーティリティーでの特殊文字の使用
コマンドラインを使用する場合は、スペース ( )、アスタリスク (*)、バックスラッシュ (\) などのコマンドラインインタープリターに特別な意味を持つ文字を引用符で囲みます。コマンドラインインタープリターに応じて、一重引用符または二重引用符を使用します。たとえば、cn=Directory Manager
ユーザーとして認証するには、ユーザーの識別名 (DN) を引用符で囲みます。
# ldapmodify -a -D "cn=Directory Manager" -W -H ldap://server.example.com -x
また、DN にコンポーネントのコンマが含まれる場合は、バックスラッシュを使用してエスケープします。たとえば、uid=user,ou=People,dc=example.com Chicago, IL
ユーザーとして認証するには、次のコマンドを実行します。
# ldapmodify -a -D "cn=uid=user,ou=People,dc=example.com Chicago\, IL" -W -H ldap://server.example.com -x